細田博之は引退しない?体調不良で議長辞職も次期衆院選に出馬の理由

政治家

2022年に自身のセクハラ発言問題旧統一教会との関係を指摘され

体調不良を理由に衆院議長を辞任する意向の細田博之ほそだひろゆき氏が

次期衆院選に出馬の意欲を示しているとの報道が!

どうしてなのでしょうか?理由を探ってみました!

細田博之は衆院議長辞職も次期衆院選に出馬の意向

引用元:山陰中央新報デジタル(https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/464725)

体調不良衆院議長辞任する意向を示している細田博之衆議院議員(79)が

2023年10月13日に東京都内で記者会見を行うと表明。

一方で、山陰中央新報によると細田氏が周囲に

政治家としては元気そのもの。次の選挙には出る

細田博之氏

と語っていたことが明らかになりました。

SNS上では困惑や批判が相次いでいます。

島根1区で11期連続当選の重鎮・細田博之

引用元:山陰中央新報2021年9月5日号(https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/89721)

細田博之氏は1944年4月5日島根県松江まつえ生まれの現在79歳(2023年10月12日現在)

1996年の衆院選以降自民党島根1区11期連続当選

自民党の総務会長幹事長官房長官など歴任し、

2014年からは安倍派・清和会の会長を7年にわたり務めるまさに重鎮です。

2021年からは衆院議長についています。

セクハラ発言や旧統一教会問題…細田氏に逆風

盤石と思われていた細田氏でしたが議長に就任した2021年頃から逆風にさらされます。

2021年の前回衆院選で地元議員らに1人数千円の労務費を支払ったのが

公選法違反(買収)の疑いがあるとして告発を受けました。

引用元:https://blog.goo.ne.jp/f-uno/e/0281b9a4658824507f00489599d582b1

また、2022年には細田氏が記者や自民党職員にセクハラ行為をしていたとの疑惑が

週刊誌等で報じられ、立憲民主党が不信任決議案を提出する事態に(反対多数で否決)

引用元:TBS NEWS DIG (https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/173558)

そして同年には旧統一教会とのつながりを追及され、その回答を文書で済ませようとしたことが

“紙”対応」と野党などから厳しく追及を受けました。

「さすがに次はない」と思っていたが…周囲からは困惑の声も

引用元:TBS NEWS DIG(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/760728)

続出する問題に対してまともに説明しようとしない細田氏の姿勢や79歳高齢であること、

さらに衆院議長を辞職する意向を固めたことから

地元・島根1区の自民党関係者からは「次の選挙はさすがに出られない」との声も聞かれていました。

そんななかでの出馬表明だったのです。

細田博之はなぜ引退しない?考えられる2つの理由

細田氏はなぜ衆院議長辞任しながら、衆院選に出馬し議員を続けようとするのでしょうか?

探ってみたいと思います。

理由その1 歳費目当て

引用元:NHK(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210216/k10012867881000.html)

考えられる第1の理由が莫大な議員歳費です。

国会議員の歳費は月額約129万円。この他に期末手当(ボーナス)が年間約630万円弱もらえます。

これだけで年収は2200万円ほどになります。

これに加えて文書通信交通滞在費から名称変更の「調査研究広報滞在費」が毎月100万円

立法事務費」が毎月65万円振り込まれるため、年収は総額で4000万円を超えます。

こうしたメリットを手放してまで議員を辞める必要はないと考えても不思議ではないです。

SNS上でも細田氏に疑念を抱く投稿がいくつかアップされています。

理由その2 後継者不足

考えられるもう一つの理由が細田氏の後を引き継げる人がいないということ

日本の政治家は政界引退時に親族に地盤を引き継がせる世襲がとても多いです。

最近では2022年12月に前の防衛大臣・きし信夫のぶお氏が引退を表明し、

その後継者として、秘書だった長男・信千世のぶちよ氏を指名しました。

岸信千代氏(右)と岸信夫氏(引用元:日刊ゲンダイ https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/318193)

細田氏は息子と娘がそれぞれ一人ずついることが分かっていますが、

年齢、職業、経歴といった詳細は分かっていません

仮に細田氏がお子さんのどちらかに世襲させようと考えたなら、

秘書などの政治活動に何か携わるなど痕跡があるはずですが、

2023年10月現在でも、そうした報道や情報はありません。

お子さんたちが政治家にならないという明確な意思表示をしているのか?

はたまた情報管理が徹底されているのか?

いずれにせよ細田氏が世襲で引き継がせる可能性は状況的にかなり低いと思われます。

ただ、自民党にしてみれば後継者がいない状態で細田氏が議員辞職すれば空白区

生み出してしまう大問題となるので

政界引退ができない状況となっているとも考えられます。

SNSでも細田氏に後継者がいないことを懸念する投稿が見られました。

まとめ

今回は細田氏が議員辞職しない理由について調べてみました。

細田氏が今後新たに出馬表明を行うのか、

それとも衝撃の議員辞職表明となるのか?

注目していきたいと思います。

【追記】2023年11月10日、細田博之氏が79歳で亡くなられました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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