2022年に自身のセクハラ発言問題や旧統一教会との関係を指摘され
体調不良を理由に衆院議長を辞任する意向の細田博之氏が
次期衆院選に出馬の意欲を示しているとの報道が!
どうしてなのでしょうか?理由を探ってみました!
細田博之は衆院議長辞職も次期衆院選に出馬の意向
体調不良で衆院議長を辞任する意向を示している細田博之衆議院議員(79)が
2023年10月13日に東京都内で記者会見を行うと表明。
一方で、山陰中央新報によると細田氏が周囲に
政治家としては元気そのもの。次の選挙には出る
細田博之氏
と語っていたことが明らかになりました。
SNS上では困惑や批判が相次いでいます。
細田博之(島根1区)が衆院議長を体調不良で議長を辞めるから、
— ☕️ ヤ マ ム ギ‼️ 🍵 (@8E52Mugi) October 6, 2023
なんか病気でもあったのかと思ってたけど、
次の衆議院選挙にも出馬となるとそうでないわけだし、
マジで支持者も含めて、
侮蔑と蔑視の感情でしか見れないね。
細田博之は次回の衆議院選挙にも出るそうだ。79歳、説明責任も果たさず逃げ回り、島根県民どうよ
— ゴン (@gon912) October 1, 2023
細田 博之 次期衆議院選挙に出馬意向❓️
— 🐻さん (@XetjSREfvU5IrzW) October 5, 2023
この爺さんは 己の立場を分かっていない。統一協会
セクハラ問題も未だに会見すらしていない😱島根県の有権者の方々も呆れてお見栄ではないでしょうか
もう少しで80歳でしょう
引退して下さい。
細田爺さんの居場所はありません😵 pic.twitter.com/h3auIeAXI3
島根1区で11期連続当選の重鎮・細田博之
細田博之氏は1944年4月5日島根県松江市生まれの現在79歳(2023年10月12日現在)
1996年の衆院選以降自民党島根1区で11期連続当選
自民党の総務会長や幹事長、官房長官など歴任し、
2014年からは安倍派・清和会の会長を7年にわたり務めるまさに重鎮です。
2021年からは衆院議長についています。
セクハラ発言や旧統一教会問題…細田氏に逆風
盤石と思われていた細田氏でしたが議長に就任した2021年頃から逆風にさらされます。
2021年の前回衆院選で地元議員らに1人数千円の労務費を支払ったのが
公選法違反(買収)の疑いがあるとして告発を受けました。
また、2022年には細田氏が記者や自民党職員にセクハラ行為をしていたとの疑惑が
週刊誌等で報じられ、立憲民主党が不信任決議案を提出する事態に(反対多数で否決)
そして同年には旧統一教会とのつながりを追及され、その回答を文書で済ませようとしたことが
「“紙”対応」と野党などから厳しく追及を受けました。
「さすがに次はない」と思っていたが…周囲からは困惑の声も
続出する問題に対してまともに説明しようとしない細田氏の姿勢や79歳と高齢であること、
さらに衆院議長を辞職する意向を固めたことから
地元・島根1区の自民党関係者からは「次の選挙はさすがに出られない」との声も聞かれていました。
そんななかでの出馬表明だったのです。
細田博之はなぜ引退しない?考えられる2つの理由
細田氏はなぜ衆院議長を辞任しながら、衆院選に出馬し議員を続けようとするのでしょうか?
探ってみたいと思います。
理由その1 歳費目当て
考えられる第1の理由が莫大な議員歳費です。
国会議員の歳費は月額約129万円。この他に期末手当(ボーナス)が年間約630万円弱もらえます。
これだけで年収は2200万円ほどになります。
これに加えて文書通信交通滞在費から名称変更の「調査研究広報滞在費」が毎月100万円、
「立法事務費」が毎月65万円振り込まれるため、年収は総額で4000万円を超えます。
こうしたメリットを手放してまで議員を辞める必要はないと考えても不思議ではないです。
SNS上でも細田氏に疑念を抱く投稿がいくつかアップされています。
老衰で 議長止めたが 立候補 有権者
— 富安 厚 (@3lj6ccNQlcSNaml) October 10, 2023
体調不良で衆院議長を辞任すると表明した細田博之衆院議長(79歳)が次の選挙には出馬すると言う。衆院議長を務めた者は後進に道を譲り引退するのが常識である。まだ4千万円超の歳費が欲しいのか、議員定年制が必要である。
国民をなめるな
— ヒデ@生活者を守る情報発信 #Eonstarter CryptoHub Launchpad 💥 (@hidekura1108) October 6, 2023
体調悪いから議長やめて次の選挙に出るのは筋違い
そこまでして欲しいのか歳費‼️
自民・細田博之議員 次回衆院選出馬を断言 体調不良から一転「元気印そのもの」
島根県(日本海テレビ)#Yahooニュースhttps://t.co/UAvaBUznlH
理由その2 後継者不足
考えられるもう一つの理由が細田氏の後を引き継げる人がいないということ
日本の政治家は政界引退時に親族に地盤を引き継がせる世襲がとても多いです。
最近では2022年12月に前の防衛大臣・岸信夫氏が引退を表明し、
その後継者として、秘書だった長男・信千世氏を指名しました。
細田氏は息子と娘がそれぞれ一人ずついることが分かっていますが、
年齢、職業、経歴といった詳細は分かっていません。
仮に細田氏がお子さんのどちらかに世襲させようと考えたなら、
秘書などの政治活動に何か携わるなど痕跡があるはずですが、
2023年10月現在でも、そうした報道や情報はありません。
お子さんたちが政治家にならないという明確な意思表示をしているのか?
はたまた情報管理が徹底されているのか?
いずれにせよ細田氏が世襲で引き継がせる可能性は状況的にかなり低いと思われます。
ただ、自民党にしてみれば後継者がいない状態で細田氏が議員辞職すれば「空白区」を
生み出してしまう大問題となるので
政界引退ができない状況となっているとも考えられます。
SNSでも細田氏に後継者がいないことを懸念する投稿が見られました。
細田博之って…後継者は居るのかな
— メフィスト (@mephistmephist) September 29, 2023
また岸信千世みたいなのが
立候補するのかもしれないが
島根一区の方々の
賢明な判断を期待したい
財界の世襲はまだわかるんだけど政治家の世襲はやっぱおかしいな 細田博之の跡目は、、ん?後継者不在か 息子と娘がいたはず 妻の洋(ひろ)は死去,神戸製鋼所常務取締役の娘 あー安倍晋三(元神戸製鋼所社員)と近い 清和会→細田派→安倍派→集団指導体制
— speed555 (@speed555) September 29, 2023
まとめ
今回は細田氏が議員辞職しない理由について調べてみました。
細田氏が今後新たに出馬表明を行うのか、
それとも衝撃の議員辞職表明となるのか?
注目していきたいと思います。
【追記】2023年11月10日、細田博之氏が79歳で亡くなられました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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