2026年11月6日、衆議院本会議で石破茂前首相ら自民党議員4人が採決直前に退席したことが大きな話題になっています。
Xでは「なぜ退席したの?」「高市首相への反発?」「自民党なのに反対するのはおかしい?」といった声が上がっています。
実際には、石破氏らは食料品の消費税減税関連法案について、財源や物価への影響などを問題視していました。
この記事では、退席した4人の名前、本人たちが説明した理由、法案の内容、党内の反応、今後の審議について整理します。
※2026年11月7日時点の報道に基づきます。
【結論】石破茂が退席した理由は減税法案への懸念
石破茂前首相は、食料品の消費税減税関連法案の採決を前に衆議院本会議場を退席しました。
本人は、財源が十分に明らかにされておらず、財政悪化や物価上昇などへの懸念が解消されていないと説明しています。
石破氏は法案に反対票を投じたわけではありません。採決に参加せず、棄権する形を取りました。
また、退席したのは石破氏だけではなく、自民党の議員4人です。

退席した自民党議員4人は誰?
今回、採決前に退席したのは次の4人です。
| 議員 | 主な経歴 |
|---|---|
| 石破茂 | 前内閣総理大臣 |
| 小渕優子 | 元選挙対策委員長・元経済産業大臣 |
| 船田元 | 元経済企画庁長官 |
| 古川禎久 | 元法務大臣 |
4人とも自民党所属ですが、今回の減税関連法案には懸念を示しています。
退席したことと、自民党を離党したことは別です。今回の報道では、4人が離党したとは伝えられていません。
石破茂はなぜ減税法案に賛成しなかった?
石破氏が挙げた主な理由は、減税に必要な財源と、経済への影響です。
食料品の消費税率を引き下げれば、消費者の負担が軽くなることが期待されます。
一方、減税によって国の税収が減る場合、その財源をどう補うかという問題が生じます。
石破氏は、財政への影響や金利・物価の上昇に関する懸念が払拭できないと説明しました。
また、反対票を投じることも難しいと考え、討論を聞いたうえで棄権を判断したと報じられています。
ただし、石破氏が挙げた懸念が実際にどの程度生じるかについては、政策効果の検証が必要です。
小渕優子・船田元・古川禎久が退席した理由は?
小渕優子氏
小渕氏は、消費税が日本の将来を考えて導入された制度であることを強調しました。
そのうえで、今回の減税法案について財源などの懸念が解消されていないと説明しています。
船田元氏
船田氏は、減税によって食料品の価格が確実に下がる効果を期待できるのか疑問を示しました。
さらに、期間終了後に税率を戻すことの難しさも懸念しています。
古川禎久氏
古川氏は、消費税が社会保障を支える財源であることを重視しています。
社会保障の財源を物価高対策に転用することは適切なのかという問題を提起しました。
4人の懸念には共通点がありますが、重視する理由は必ずしも同じではありません。
今回の消費税減税法案はどんな内容?
今回の法案は、食料品の消費税率を一定期間引き下げることを中心とするものです。
報道によると、2027年4月から2年間、食料品の消費税率を現行の8%から1%に引き下げる内容となっています。
ただし、減税による税収減への対応や、中低所得者向けの支援策の具体的な設計については、審議の中で疑問も示されています。
法案は11月6日に衆議院を通過しましたが、これで法律として成立したわけではありません。
今後は参議院での審議が必要です。
なぜ反対票ではなく退席したの?
国会の採決では、議員は賛成や反対の意思を示すほか、採決に参加しないという対応を取る場合があります。
今回の石破氏らは、採決の直前に議場から退席しました。
そのため、法案に賛成したわけでも、反対票を投じたわけでもありません。
ただし、政治的な意思表示として退席したことは明らかであり、所属政党の方針との関係が問題になっています。
自民党は石破茂らを処分する?
自民党の小林鷹之政調会長は、今回の法案には党議拘束がかかっていたと説明し、採決に参加しなかったことを「非常に遺憾」と述べています。
党議拘束とは、政党が所属議員に対して、採決で党の方針に従うよう求めるものです。
一方、高市早苗首相は、4人の行動について政府としてコメントすることを控えました。
党総裁として処分を検討するかという質問にも、その場では回答していません。
したがって、2026年11月7日時点で、今回の退席に対する具体的な処分が決まったと断定することはできません。
石破茂は高市首相に反発して退席したの?
SNSでは、今回の退席を高市政権に対する反発と受け止める意見があります。
確かに、政権が重視する法案の採決に与党議員が参加しなかったことは、党内の意見の違いを示しています。
しかし、石破氏が公に説明した理由は、財源や経済への影響など、法案の内容に関する懸念でした。
今回の行動について「高市首相個人への嫌がらせが目的だった」と断定する根拠は確認できません。
政治的な対立という見方と、本人が説明した政策上の理由は分けて考える必要があります。
今後、消費税減税法案はどうなる?
法案は11月6日に衆議院で可決され、参議院に送られました。
参議院では、減税の財源、税率を戻す際の影響、中低所得者への支援策などが引き続き論点になります。
また、衆議院で与党議員4人が棄権したことから、参議院でも与党内の意見の違いが注目されます。
ただし、参議院での採決結果を現時点で断定することはできません。
よくある質問
Q. 石破茂はなぜ国会を退席したのですか?
食料品の消費税減税関連法案について、財源や財政・物価への影響に関する懸念が解消されていないと説明しています。
Q. 退席したのは何人ですか?
石破茂氏、小渕優子氏、船田元氏、古川禎久氏の4人です。
Q. 石破茂は消費税減税に反対したのですか?
今回の採決では反対票を投じず、退席して棄権しました。本人は法案の内容に懸念を示しています。
Q. 4人は自民党を離党したのですか?
今回の退席を理由に離党したという情報は確認されていません。
Q. 石破茂らは処分されるのですか?
党内から批判の声は出ていますが、具体的な処分については今後の公式発表を確認する必要があります。
まとめ|石破茂ら4人の退席は何を意味する?
2026年11月6日、衆議院本会議で食料品の消費税減税関連法案が可決されました。
しかし、採決の直前に石破茂前首相ら自民党議員4人が退席し、棄権しました。
石破氏らは、減税の財源や財政への影響、食料品価格への効果などを懸念しています。
一方、自民党執行部は党議拘束のかかる採決への不参加を問題視しています。
今回の出来事は、減税政策をめぐる与党内の意見の違いを示すものであり、今後の参議院審議や党内の対応が注目されます。
参考資料
- テレビ朝日(2026年11月7日)
「石破前総理ら自民4人“棄権”審議に影響は?」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/900203663.html - TBS NEWS DIG(2026年11月7日)
「食料品の消費税減税法案採決で石破前総理ら4人の自民党議員が退席」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/withbloomberg/3069060?display=1 - 共同通信(2026年11月6日)
「石破前首相ら自民4人が退席」
https://www.kumanichi.com/articles/2054965 - FNNプライムオンライン(2026年11月6日)
「高市総理『政府としてコメントは控える』」
https://www.fnn.jp/articles/-/1147664
※2026年11月7日時点の報道に基づいて作成しています。

