鹿児島本線の人身事故が多い!特急ソニックで相次ぐ発生…何が原因?

事件・事故

2023年11月1日夕方に鹿児島本線内で人身事故が発生し、一部区間で運転見合わせの事態に

特急ソニックによるものですが、最近ソニックが事故を起こすことが多発しているようです。

調べてみました

東郷駅~東福岡駅間で人身事故発生 ※運転再開済

発生直後の現場と思われる画像(引用元:X)

2023年11月1日18時32分ごろ、鹿児島本線の東郷とうごう駅~東福岡ひがしふくおか駅間で人身事故が発生しました。

特急ソニック46号と人が接触。フロントガラスが大破しました。

現場と思われる画像もXなどでアップされています。

この事故の影響で、折尾おりお駅と福間ふくま駅の間の上下線で一時運転を見合わせ。

その後同日20時30分ごろ運転再開のアナウンスがかかりました。

実は多い?鹿児島本線の事故

鹿児島本線は人身事故の多さで知られています。

全国の鉄道人身事故を集計し、路線別の件数を公表している

人身事故ランキング」さんによると、今回の事故を含め、

2023年だけで鹿児島本線では人身事故が16件起きており、

全国8位の多さだということです。

鹿児島本線の事故の多さについてはSNS上でも批判が相次いでいます。

呪われている?特急ソニックで相次ぐ人身事故に呆然の声多数

また、今回事故にあった特急ソニックは最近だけでも

2022年12月28日と2023年10月9日に人身事故を起こしています。

2022年12月28日の特急ソニックの人身事故(引用元:NHK)

リダイレクトの警告

こうした経過もあり、SNS上では「またソニックが事故?」と呆然となる投稿が相次ぎ、

中には「呪い」という表現まで入り始めました。

人身事故ここまで多い原因は?

鹿児島本線で人身事故が相次ぐ原因については公表がありませんが、

いくつか考えられる原因を上げていきたいと思います。

路線距離が長いから?

引用元:https://soramichi.sakura.ne.jp/rail/jr-kyushu/KAGOSHIMA-LINE/kagoshima-line.html

鹿児島本線は、鹿児島駅から川内せんだい駅・出水いみず駅・熊本駅・博多駅等を経由、門司港もじこうまで

398.5kmもある、まさに九州の大動脈となる路線です。

JR全路線距離ランキングによれば423kmある函館本線に次ぐ全国で11番目に長い路線です。

長距離路線となれば、途中で何らかのトラブルが起きる可能性

当然ながら他路線よりも多くなります。

加えて長距離路線のため、どこかで列車の運転に支障があると、長い距離に渡りその影響が及びます。

地上の平面を走る箇所が多いから?

鹿児島本線の最大の特徴として地上の平面を走る区間がほとんどということです。

連続立体交差化が進んでいる地区が少なく、高架でもなく地下でもないので、

輸送障害が発生しやすいのは確かといえます。

交差する道路とはほぼ踏切となっているため、その分人身事故が発生する確率が上がるわけです。

鹿児島本線で遅延や運転見合わせが多い原因もここにあると言えるでしょう。

SNS上でも指摘がされています。

JRの対策不足?

加えて以前事故が起きた際にYahoo!知恵袋で話題になった際には、

JR九州の対策不足を指摘する声が上がっていました。

引用元:Yahoo!知恵袋

まとめ

理由はどうあれ人命が奪われる事態は少しでも防がなければなりません。

今回の件を機会にJR等で何らかの有効な対策が始まることを願ってやみません。

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