
脅迫と暴行容疑で書類送検された今市隆二氏。
LDHは「報酬返上と自宅謹慎」を発表しましたが、その裏で何が起きていたのでしょうか。
この記事を読むとわかること
- 今市隆二氏が返上したとされる報酬額の推定
- LDHの「報酬返上」処分が持つ意味と裏事情
- 表に出ない“示談成立”の背景と事務所の本音

2025年7月31日、三代目J SOUL BROTHERSの今市隆二氏が、脅迫と暴行容疑で書類送検された件を受け、所属事務所のLDHは公式サイトで「報酬返上と自宅謹慎」の処分を発表しました。
事件は4月上旬、今市氏が酒に酔ってタクシーに乗車した際、同乗者と口論となり、運転手に対して「殺すぞ」と発言するなどの不適切な言動を行ったというものです(※スポニチアネックス報道)。
今市隆二の「報酬返上額」はいくら?

芸能人の年収は一般に公開されることは少ないですが、今市氏のようなドームツアーをこなすクラスのアーティストの場合、年間1億円以上の収入があるとも言われています(出典:東洋経済オンライン「芸能人の年収事情」特集2023年)。
とりわけ2024年は三代目JSBとしての活動も活発で、ソロツアーも開催されており、今市氏の2024年度の推定報酬は1億5,000万円前後と見積もられます。
そのうち報酬返上となると、LDHが「厳正な処分」として打ち出していることから、少なくとも月収ベースの数百万円から数千万円単位が返上された可能性があります。
特に問題が起きた4月以降の収益が対象となっていると考えられます。
報酬返上は“パフォーマンス”か?真の狙いとは

芸能事務所が報酬返上を公式に発表するのは異例です。
これは単なる謝罪の意味合いだけでなく、「所属タレントに対する信頼回復へのメッセージ」としてのパフォーマンス性も強いと見られます。
企業スポンサーやファンに対し、「処分しました」と明確に打ち出すことで、事務所のコンプライアンス姿勢を印象付ける狙いがあると考えられます(参考:週刊女性PRIME芸能プロ関係者インタビュー2022年)。
示談成立の“スピード”が意味するもの
LDHはすでにタクシー運転手との示談が成立したと発表していますが、この示談は事件発生から約2週間以内で行われたとされ、極めて迅速です。
これはLDHが「大きなスキャンダル化を回避したい」という危機管理の姿勢を強く持っていたことを示唆します。
示談金についての正式発表はないものの、類似案件から見ると数十万~100万円以上の支払いがあったと推測されます(出典:弁護士ドットコム「暴行事件における示談金相場」)。
ファン離れとブランド毀損リスクをどう乗り越える?

LDHにとって、所属タレントのスキャンダルは企業ブランドそのものの信用にも関わる問題です。
過去にも同様の問題でイメージ低下に直面した経験を踏まえ、今回は表に出すスピード感と“重めの処分”で先手を打つ姿勢が見られました。
LDHとしては今後、一定期間の自粛を経て、ファンとの信頼回復に向けて段階的に復帰を狙うと考えられます。
まとめ
- 今市隆二氏の報酬返上額は数百万円〜数千万円規模の可能性
- LDHの報酬返上発表は信頼回復戦略の一環であり、パフォーマンス的要素も含まれる
- 示談は極めて早期に成立、危機管理体制が強く意識された対応
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