れいわ新選組・山本太郎代表が披露した「ガンダム」コスプレが波紋を呼んでいます。
SNSでは政治利用や著作権の問題、さらには選んだキャラの背景に批判が殺到。詳細と世間の声をまとめました。
記事でわかること
- 山本太郎のコスプレが炎上した理由
- SNSで噴出した著作権や政治利用への批判
- コスプレに選んだ「クワトロ・バジーナ」のキャラ背景
山本太郎のガンダムコスプレが物議!

2025年7月18日、れいわ新選組の山本太郎代表が「機動戦士Zガンダム」のキャラクター「クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)」のコスプレ姿で登場し、SNSで大きな話題となりました。
このコスプレは、同じく比例代表候補の声優・岡本麻弥さん(エマ・シーン役)とのコラボによるもの。
山本さんはエマとシャアの有名なツーショットシーンにインスパイアするためにシャアの扮装をしたものと思われます。
ダイバーシティ東京のユニコーンガンダム像前で披露し、ファンの間では衝撃が走りました。
【出典】れいわ新選組公式YouTube
SNSで広がる批判「政治利用」「著作権は?」
SNSでは次のような批判が相次いでいます。

- 「ガンダムを政治利用するな」(@page3821)
- 「著作権、著作者人格権を理解しているのか」(@Haiiro_2790)
- 「クワトロは地球にアクシズを落とそうとした人。イメージ悪い」(@atahotanuki_2)
- 「れいわ、良いと思ってたけどアニメの政治利用はアウト」(@opiumpoppy1994)
政治活動におけるアニメキャラの無断使用は、著作権だけでなく「著作者人格権」の侵害にあたるのでは、との指摘も多く見られました。
クワトロ・バジーナとは?コスプレキャラの背景

山本氏が扮した「クワトロ・バジーナ」は、「Zガンダム」に登場するシャア・アズナブルの別名義。
彼は後の「逆襲のシャア」で地球にアクシズを落とし、核の冬を起こし人類を滅ぼそうとする存在になります。
こうした背景から、SNSでは「なぜよりによってこのキャラ?」という疑問が噴出。
ガンダム作品は反戦や政治批判をテーマにした作品であるため、政治利用への反感が根強いようです。
【出典】機動戦士Zガンダム、逆襲のシャア
過去にもあった「政治×ガンダム」騒動

2019年には国民民主党の玉木雄一郎代表がアムロ・レイのコスプレを披露し、「ジオン(自民党)をやっつける」と発言し炎上しました(出典:J-CASTニュース)。
その際も「ジオンは悪じゃない」「作品の誤解だ」といった批判が起こり、玉木氏は「ギレン・ザビの演説をすべきだった」と半ばネタ交じりに釈明していました。
まとめ
- 山本太郎が披露した「クワトロ・バジーナ」コスプレが炎上
- 著作権や著作者人格権、政治利用の是非が議論に
- クワトロは作中で地球を滅ぼそうとするキャラで、選択への批判も
- 政治とアニメ文化の接触には慎重さが求められる
山本太郎氏の意図はともかく、アニメやキャラクター文化の政治的利用は今後も賛否を呼びそうです。
コメント