東京都知事選(2024年7月7日投開票)に立候補している広島県安芸高田市の前市長、石丸伸二氏のメディア戦略に関する疑惑が浮上しました。
職業マッチングプラットフォームでYouTube動画制作を依頼する募集が出回り、報酬が5万~10万円とされていた件について、石丸氏の後援会は「一切関係ない」と否定しています。
この募集の詳細と問題点、SNS上の反応をまとめました。
募集の詳細
東京都知事選に立候補している石丸伸二氏に関する職業マッチングプラットフォームでの募集がネット上で話題となっています。
この募集では、YouTubeで石丸氏を取り上げる動画を制作する仕事が提供されており、報酬が5万~10万円とされていました。
募集内容は、石丸氏の街頭演説やイベントを撮影し、編集した動画をYouTubeにアップロードするというものです。
依頼は具体的な仕事内容とともに、報酬額が明示されており、多くのユーザーがこの画面を共有し、議論を呼びました。
募集が広まった背景
選挙期間中、多くの候補者がSNSやインターネットを活用して選挙活動を行っています。
しかし、今回のように職業マッチングプラットフォームを利用して特定の候補者に関する動画制作を依頼するケースは異例です。
この募集が広まることで、一部のユーザーは「ネット工作」と疑い始めました。
特に報酬が発生する点について、「選挙活動として適切なのか?」という法的な観点からも問題視する声が上がりました。
後援会の対応
石丸氏の後援会は26日、公式SNSを通じてこの件に関する声明を発表しました。
声明では、「お仕事マッチングプラットフォームにて動画撮影の依頼が出回っていることについて、当該求人広告は第三者のYouTuber等によるものであり、選対事務所とは一切関係がない」と否定しています。
また、後援会は「ご心配をおかけしております」と謝罪し、「ご留意いただきますよう、よろしくお願い申し上げます」と呼びかけました。
メディア戦略かネット工作か
この募集が広まった背景には、選挙におけるメディア戦略やネット工作の疑惑が絡んでいます。
もし、候補者自身がこうした活動を依頼していた場合、公職選挙法に抵触する可能性があります。
また、第三者が候補者の名を利用してこうした活動を行うことも問題視されています。
特に報酬を伴う活動が広まることで、選挙活動の公平性が損なわれる可能性が指摘されています。
ネットでの人気は作られた?次々湧き出す問題点
問題点は他にも指摘されています
未成年を選挙運動に利用か
石丸伸二氏の後援会のYouTube公式アカウント内に9歳の女の子がインタビューに答えるショート動画がアップされていました。(現在は非公開)
この動画に関しては未成年を選挙運動に利用しており、法律違反ではないかとの批判があります。
批判コメントに一斉攻撃?外国からの選挙干渉を懸念も
石丸伸二氏について批判的なコメントをSNSで投稿したところ、次々と色々なアカウントから批判が投稿され「異常」と感じたという体験が投稿されました。
同様の体験をした別の人からはネット部隊かまたは外国からの選挙干渉を心配する声も出されました。
こうした懸念の声は上記の後援会がネット工作の関与を否定した記事がアップされた際にニュースサイトのコメントでも出されていました。
まとめ
東京都知事選における石丸伸二氏のメディア戦略に関する疑惑は、多くの注目を集めています。
後援会は「一切関係ない」と否定していますが、この問題は選挙活動の透明性や公正性について再考を促すきっかけとなりました。
今後の動向にも注目が必要です。
最後までご覧いただき、ありがとうございます!
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