岸田文雄首相の内閣支持率が過去最低を更新し続ける中、次の総裁選を前にした彼の進退が注目されています。
表向きには総裁選に出馬し続投に向け強気な姿勢を見せる岸田首相ですが、
実はすでに総裁選への不出馬を決めているという声も!?
この記事では、岸田首相の退陣時期に関する様々な視点を探ります。
岸田内閣の支持率が過去最低を更新
2024年6月、岸田文雄首相の内閣支持率は各種世論調査で過去最低を更新しました。
産経新聞とFNNによる調査では31.2%と比較的高めですが、他の調査では17%から23%の範囲で低迷しています。これにより、党内外からの退陣要求が高まっています。
調査機関 | 支持率(%) |
産経新聞社・FNN | 31.2 |
読売新聞 | 23 |
共同通信 | 22.2 |
朝日新聞 | 22 |
毎日新聞 | 17 |
報道では首相の続投を繰り返し強調
岸田首相は、これまでの記者会見や国会での討論で強気の姿勢を崩していません。
19日に3年ぶりに開催された党首討論では、野党党首から次々と解散・総選挙を求められました。
なかでも、国民民主党の玉木雄一郎代表からは「自民内からは責任を問う声。国民の信頼も地に落ちた。四面楚歌、八方塞がりでは?」と問われましたが、岸田首相は「四面楚歌とは感じていない。批判の中でもやるべきことはやる」と答え、強気の姿勢を見せました。
21日の記者会見で「非常に疲れていると感じる」と記者に指摘された岸田首相は「気力は十分みなぎっている。疲れているなどと言うつもりは全くない」と強調し、首相続投に意欲を見せていました。
しかし、これは単なる強がりに過ぎないという見方が出てきています。
驚きの取材証言…「次回総裁選には出馬しない」
2024年6月24日のBS-TBS「報道1930」で、毎日新聞客員編集委員の古賀攻氏は、岸田首相に近い人からの話として、岸田首相が次の総裁選に出馬する意欲がないとの証言を紹介しました。
実は先週末(2024年6月21日頃?)に岸田さんに割と近い人に話を聞くと、総理はもう(総裁選に)出馬しないっていう腹を決めてると言っていた。もう(21日の)会見の時にそういう思いで臨んでいると。
会見では気力がみなぎっていると言っていたが、あの場ではそう言わざるを得なかった。あの場で疲れてるって見えたら申し訳ないっていうような言葉も言ってた。あの場面がまさしく彼の今の心情をあの語ってるんだという解説をしていた。
今のところファクトか どうかはまだ分からないが、あのフェーズはもう岸田さんが何としても党内を押しとどめて再選を目指すところからもう変わっちゃってると思う。
2024年6月24日 BS-TBS「報道1930」での毎日新聞客員編集委員・古賀攻氏のコメント(一部抜粋)
これにより、岸田首相の本当の意図についての疑問が浮上しています。
党内の動きと反発
菅義偉前首相を始めとする党内の有力者たちは、岸田首相に対して公然と退陣を求める声を上げています。
特に、菅前首相は「自民党の刷新」を訴え、岸田交代論を展開しました。
このような動きが、党内の「岸田降ろし」の勢いを増しています。
今後の展望
岸田首相がいつ辞めるのかについては、党内の動きや世論調査の結果次第で大きく変わる可能性があります。
9月の総裁選に向けて、党内での駆け引きが一段と複雑化する中、岸田首相がどのように対応するかが注目されています。
まとめ
岸田文雄首相の退陣時期についての予測は、現時点では確定的なものはありません。
しかし、内部からの証言や党内の動きから見て、彼が次の総裁選に出馬しない可能性が高まっています。
今後の展開を注視しつつ、最新の情報を追いかけることが重要です。
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