
TOKIOのメンバーであり、株式会社TOKIOの副社長を務める国分太一さんが、全レギュラー番組からの降板を申し入れていたことが2025年6月19日、関係者の話で明らかになりました。
さらに、日本テレビは6月20日に「コンプライアンス違反」に関する緊急会見を開くと発表し、ファンや業界関係者の間に動揺が広がっています。
国分さんは一体何をしたのでしょうか。
そして、今後の芸能活動はどうなるのでしょうか。
今回はこの一報をめぐり、過去の類似事例とともに詳しく解説します。
突然の降板申し入れ…SNSでは驚きと混乱が拡大中


報道が出る直前まで、国分さん自身や関係者は普段通りの活動を続けていました。
6月16日には自身のX(旧Twitter)でロケ中に出会った猫の動画を「むちゃくちゃ癒された」と投稿。
そのわずか3日後に全番組降板が発覚したことに、ファンからは「嘘やろ?」「ロケお蔵入りになるの?」といった困惑の声が広がっています。
さらに、オリコンニュースは6月12日に「テレ東音楽祭2025~夏~」(7月9日放送予定)のMCを「通算15回目の国分太一」と紹介。
あたかも通常モードのまま番組の放送準備が進んでいた様子があり、この“急転直下”の報道とのギャップに、業界内からも驚きの声があがっています。
「コンプライアンス違反」とは何か?詳細は20日に会見予定
報道によれば、日本テレビは6月20日に緊急の記者会見を予定しており、国分さんの番組降板とTOKIO副社長としての責任に関して説明がなされる見込みです。
「重大なコンプライアンス違反」があったとの情報もあり、番組や経営に与える影響は少なくないとみられています。
続報はこちら…国分太一の活動休止理由は?日テレ会見での「複数のコンプラ違反」とは…メンバーの反応も
【視点①】思い出される渡部建・中丸雄一の“自粛前倒し”
今回の動きは、過去に「週刊誌報道前」に自ら番組降板を申し入れた例とも重なります。
●渡部建(アンジャッシュ)

2020年6月9日、自身の不倫スキャンダルを報じた週刊文春の発売前に、渡部建さんはテレビ各局に全番組出演の自粛を申し入れました。
報道が明らかになったのは2日後の6月11日であり、SNS上では「ちょうど5年前の今ごろ」と重ねる声も。
渡部も文春の記事出る前に番組出演の全面自粛申し入れてたな。(中略)ほぼ5年前なの草
— 秘密(@komekamiebi)
渡部さんは12月に謝罪会見を行い、2022年2月から芸能活動を段階的に再開。
現在はテレビ復帰も果たし、講演活動や著書出版など新たな道を歩んでいます。
●中丸雄一(元KAT-TUN)

2024年夏、女子大生との“ホテル密会”を報じられた中丸さんも、スキャンダル発覚とほぼ同時に『シューイチ』などの出演を辞退。事務所からの謹慎処分を受けました。
しかし、本人は一貫して「やましい関係ではなかった」と説明し、2025年1月に活動再開を発表。
現在はYouTubeや漫画家としての活動も続けています。
このように、スキャンダル前に自ら降板を申し入れるケースは、リスクマネジメントや信頼回復戦略の一環として近年増えており、今回の国分さんの対応もそれに類する可能性があります。
【視点②】あのとき涙で語った「山口達也の不祥事」への対応

今回の件で特に注目されているのが、2018年の山口達也さんの不祥事の際に国分さんが取った姿勢です。
当時、国分さんは朝の情報番組『ビビット』でMCを務めており、山口さんの報道が明らかになった翌朝、生放送で次のように語っていました。
「昨日一報を聞いたとき、信じたくなかったです」
「どんなことがあっても甘えた言葉は山口から聞きたくなかった。許してもらおうなんて思ってほしくない」
「裏切られたという気持ちは正直ある」
涙を流しながらも、厳しい言葉で友人を非難し、被害者に向けて謝罪の姿勢を貫いた姿勢は、多くの視聴者の胸を打ちました。
だからこそ、今回の件では「まさか国分さんが…」という声が後を絶たないのです。
【視点③】直前まで「通常運転」だったSNSとテレビ局の予定

前述の通り、国分さんは6月16日に猫動画を投稿し、フォロワーからも「癒された」「かわいい」など好意的な反応が寄せられていました。
また、6月12日の段階でORICON NEWSが「MC・国分太一でのテレ東音楽祭放送決定」を報じており、テレビ局も特段の異変を察知していた様子は見られませんでした。
この落差の大きさこそが、視聴者に与える衝撃の本質かもしれません。
今後の焦点は会見内容と本人の説明
6月20日に予定されている会見では、国分さん自身が登壇するのか、事務所・番組側から説明が行われるのか、注目が集まります。
現時点で、TOKIOの他のメンバーや所属会社からの公式コメントは発表されておらず、SNSも沈黙を保ったままです。
【まとめ】国分太一さんの突然の降板と解任報道、今わかっていること
- 国分太一さんは6月中旬に全番組降板を申し入れていた。
- 6月20日に「コンプライアンス違反」に関する緊急会見が予定されている。
- SNSでは降板直前まで通常通りの投稿が続いていた。
- 渡部建・中丸雄一らも過去に同様の前倒し降板・活動自粛を経験し、現在は一部復帰。
- 山口達也さんの不祥事時、国分さんは厳しく非難し涙の謝罪を行っていた。
- 今後の焦点は、事実関係と本人・事務所の説明にある。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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